2020年を迎えてもう1か月経ちました。早いものですね。これから東京オリンピックを迎えるのが未だに実感が湧きません、代表の濱田です。
今日は卒塔婆作りで1番大事だと考えている物を紹介したいと思います。
それはこれです。
そう刃物です!
この刃物が上手く切れなければ、表面の仕上がりが悪くて筆で書きにくくなったり、五輪の刻みやその他の加工の仕上がりが悪くなります。
刃物は先に付いている刃が大事です。ご家庭にある包丁もそうですが、長年使用していると切れなくなりますよね。切れなくなると刃を研磨をすると思いますが、私達が使用している刃物も同じように研磨します。
ご家庭と違う点は私達の刃物はこのような機械で研磨します。
まず刃物をセットして
その次に刃先を削ります。
https://maruhama-touba.com/blog/wp-content/uploads/2020/02/img_2624.mov刃先を削り、刃を落とします。
刃を落としましたら最後に新しい刃をつけていきます。
(すみませんこちらは動画ではありません)
これで完成です。
うっすらと刃先が光ってるのが刃になります。
この刃物の研磨も機械を使ってるので比較的簡単に研げますが、研磨石の当たり具合や当てる回数により切れ具合が変わります。
マニュアル通りにやっても同じようにはなりません。研磨石が当たっている音などから色々と判断します。何度も研磨を繰り返し経験していくしかありません。
また刃物の用途、使用する機械によって刃物の角度を変えます。
大きく分けて塔婆作りで使用する機械には
刃を回転させて粉砕する機械
https://maruhama-touba.com/blog/wp-content/uploads/2020/02/img_2656.movもう一つは刃を固定して削る機械があります。
それぞれの機械に合わせ刃の角度を調整します。この角度が1度でも変わってしまえば、刃の切れ味が悪くなる。又は最初から全く切れないなど、研磨はとても繊細な作業です。
この刃物の研磨が上手くできなければ、丸濱の塔婆の質は落ちてしまいます。刃物を上手く研げて初めて今の質が保てるのです。
今回は刃物のお話をさせていただきました。
まだ丸濱の塔婆を使ったことがないという方は是非1度試してみてください。加工の良さがわかるかと思います。
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卒塔婆専門 丸濱商店
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