3月になりました🌸2月の終わりから気温も徐々に過ごしやすくなり、少しずつ春の気配を感じ始めました😌
お彼岸用の塔婆も少し落ち着き、特注品の製造に入りました。
今回は
角塔婆です💡5寸角の長さが約13尺💡最初の状態を撮り忘れてしまいました…背割りを埋めたところからです💧
このサイズの角材だとほぼ背割りが入ってます。
背割りは、木材の乾燥収縮による割れなどを防ぐ、または軽減するために行う作業です。
背割りを行わないと、乾燥した際にひどいときは4面前面に割れが出てしまったり、強度にも悪影響を及ぼします😱
背割りを行うと、乾燥した際に割った部分がそっていくだけなので、問題ありません。
また背割りを行う他の理由として木材の感想を早めるというのもあります。
角に製材してあるとはいえ、芯まで乾燥させるのは時間が掛かります。ですので、背割りを入れることで内部からも乾かすことができるのです
背割りを埋めた後は、表面をカンナとサンダーを使い荒い面を仕上げていきます。
機械で通すことも可能ですが、この長さだと厳しいので。。。手作業で行います。
表面の荒いのが残っていると最後の仕上げを行う際に、手間が掛かってしまうのでここで綺麗に仕上げます。
ここまで作業を行ったら、次は頭の形と五輪の刻みの位置決めです。
このように、4面に位置を書いていきます。
ここからはノミを使って刻みを掘っていきます。
刻みから最後の仕上げは次回のブログで